朝時間帯は旅客の多種多様な需要に応えるため、一部の列車は雪皇駅・盛冬駅で折り返して終着駅まで同一列車として運行される列車が存在するなど、様々な列車が運行されている。
・通学列車(藤黄色)
通学列車は雪皇高校前へ向かう列車と学園都市へ向かう列車の2系統が運行されている。
「通学」と銘打っているが、特に利用する旅客を制限していない。
特に学園都市へ向かう列車は水上バスに対抗するため途中駅を全て通過する速達型のダイヤが組まれている。
瑞霞諸島内に高校は数校存在するが、雪皇高校に限って通学列車が設定されているのは、雪皇高校が諸島内で最初に開校した高校であり諸島内各地に在住する在学生を輸送する必要があったからであり、現在でもその名残として運行されている。
両系統ともに、朝早くから部活動に勤しむ学生がいることから、7:30分前後に到着する列車をはじめとし、始業時刻の前まで運行されている。
・通勤列車(天色)
通勤列車は諸島内で最大のビジネス街である霖ヶ浦へ向かう系統と島唯一の造船所である果最島造船所へ向かう系統の2系統が運行されている。
列車により停車駅が異なることが最大の特徴。上り線の優等列車の中で下根振駅に停車する種別は通勤列車のみである。
瑞霞海港始発、果最島造船所行の列車は、盛冬駅で折り返して運転される。
・急行列車(紅色)
朝時間帯では通学・通勤列車が優等列車の主となるため、運行間隔が開く箇所に埋めるようにして運行される。
畝波発着や雪皇高校前発の急行列車が運転されるのもこの時間帯の特徴である。
・普通列車(瑠璃色など)
日中時間帯は15分間隔で運行されるが、朝時間帯は10分間隔を目安として設定された。
優等列車を最優先にして運行されるため、待ち合わせ回数が多い列車や待ち合わせ時間が長い列車が存在する。
昼時間帯のダイヤは15分ヘッドのパターンダイヤであり、白瑞~香澄中央間の基幹系統は優等1:緩行1のダイヤを組んでいる。
本線系統と支線系統の接続にも配慮している。